ドナルド・マクドナルド・ハウスの
運営は100%
皆様の寄付で支えられています。

ドナルド・マクドナルド・ハウスは、自宅から遠く離れた病院に入院している子どもとそのご家族のための滞在施設です。入院しているお子さんのそばで、家族一緒の時間を過ごしていただきたいという思いで運営を行っています。
ハウスのコンセプトは「わが家ようにくつろげる第二の家」、自宅にいるようにゆったりと過ごしていただきたいというのがハウスの願いです。
ハウスの運営は皆様からのご支援で成り立っています。
おかげさまで、これまでに延べ74,309家族に441,509泊※を提供する事ができ、利用されたご家族から感謝の声が多数寄せられております。(※2021年9月末時点)
- 世界のハウス
世界に45の国と
地域に381ヵ所 - 1974年にフィラデルフィアに世界初のハウスが誕生して以来、世界中に広がり、2021年10月現在、45の国と地域に381ヵ所開設されています。
- 日本のハウス
全国11か所と
159のベッドルーム - 2001年冬に国立成育医療研究センターに隣接した「せたがやハウス」をオープンして以来、全国9都道府県の病院のそばに11か所のハウスが建設され、159のベッドルームを提供しています。
2022年10月には12ヵ所目となるにいがたハウスもオープンを控えています。
コンセプトは
" Home-away-from-Home "
わが家のように
くつろげる第二の家。
ハウスでは、日常生活がスムースにおくれるように、自炊ができるキッチンやリビング、ダイニング、ランドリーやプレイルームを完備し、プライバシーを守れるように配慮したベットルームもご用意しています。費用については、ご家族の負担を考え、1人1日1,000円で利用できるようになっています。
また、ハウスでは全国で約2,000名のボランティアが活動しており、清掃活動やベッドメイキング・チェックインなどハウスの運営をサポートしています。
利用ご家族からのメッセージ
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- ふちゅうハウス利用ご家族 山田さんファミリー
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裕聖が5歳の時、保育園の検尿でタンパク質の数値がおかしいことが分かり、大学病院を紹介され通院を始めました。そのとき「ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群」と診断されました。通常ネフローゼは薬の投与で治るのですが、裕聖の場合は抵抗性だったため効かず…いずれ腎不全になるので、透析か移植かの選択を迫られました。
実は裕聖は生まれたときに腎臓がくっついていたので、いずれは問題が出てくるとお医者さんに言われていたのですが、もっと大きくなってからのことかなと思っていたので、正直驚きました。でも裕聖は他にも股関節の病気など抱えているのでなるべく影響がないように根治しようと透析ではなく移植を選びました。
10月に主人がドナーとなって移植手術をすることが決まったのですが、手術前日の裕聖の状態が良くなく…このままでは万全の状態で手術に臨めないので次回手術ができる1月まで血液透析をすることになりました。
週に4回、1回6時間の透析は裕聖には大きな負担で…普通子どもって勉強をして遊んで成長をしていくものですが、裕聖は勉強も遊びも常に「治療しながら」という状態です。その気持ちの切り替えがすごく大変で、精神的に苦しくなる時があります。裕聖には弟がいます。裕聖の入院中、私はずっと付き添うのでハウスにいて、弟の倖聖(こうせい)は主人と一緒に自宅にいます。離れ離れで寂しいはずなのに、寂しいとは言わない…。しょうがないと理解しているんでしょうか。でも裕聖のことは気にしているようで「会いたい」とか「遊びたい」と言うのですが、いざハウスで会うと兄弟げんかばかり。楽しそうですけどね。
ハウスがあると、家族が一緒に過ごせるだけでなく、キッチンがあるので私自身も健康でいられます。最初はコンビニのお弁当ばかりだったけど、今はハウスでお弁当を作って病院で食べたりしています。話しかけてくれるお母さんたちもいるので、少しの間、子どものこととか病気のこととかを忘れて、友達のように話せる環境もありがたいです。
もう少し入院生活は続きますが、これから週末は裕聖の外泊許可がでそうなのでハウスで家族一緒の時間が過ごせそうです。

あなたの月々の
継続的なご支援が、
病気と闘う子どもと
ご家族の支えとなります。
いただいたご寄付は希望される全国11か所のハウスに届けられ、ハウスの運営のために使用いたします。
2021年12月には、国内第1号ハウスであるせたがやハウスが生誕から20周年を迎えます。
また2022年10月のオープンに向けて、国内12カ所目のハウスとなるにいがたハウスの建設もスタートしました。2023年にはしずおかハウスの開設予定も控えており、皆さまの継続的なご支援が必要です。
1人でも多くのご家族にハウスをご利用いただき、快適にお過ごしいただけるよう、皆さまからのご寄付はハウスの増室や改装、新たなハウスの建設・運営費用のために使用させていただきます。