05

STORY20

作品一つ一つに込められた
想いとは…
子供たちとご家族の笑顔が
ボランティア活動の原動力

ボランティア

太田 俊博さん

偶然のハウスとの出会い
そこで始めた木工クラフト班
ボランティアとしての活動

私は、若い頃から自然に興味を持っており、海外出張の際はトレッキングで各地の山々を登って木々の観察を行ったりしていました。55歳頃からは植林や間伐などの活動をはじめ、海外旅行先のドイツでは、間伐材でイスや掛け時計等を作る工房で勉強しました。
自然との関わりを何か人のためになるような活動に活かしたいという想いがこの時から私の中で芽生え始めました。
おおさか健都ハウス(当時のすいたハウス)との出会いは偶然で、国立循環器病研究センターに仕事の打ち合わせで行った時にすいたハウスの建設を知り、ハウスがどういうところか興味を持ったのがきっかけでした。


病気のお子さんとご家族のための滞在施設だということを知り、自分の得意とする木工で四季折々、行事のものを提供することで「自然の木を使った温かみのあるクラフトを見て、第二のわが家のようにホッとしてくつろいで戴きたい」という想いで、ボランティアとしてハウスで作品の製作をはじめました。
ボランティアの皆さん約10名で「木工クラフト班」の活動がスタートし、皆でワイワイ楽しく作業しているうちに15年が経ち、その間約30種類以上の作品が出来ました。
木工クラフト作品等を提供することで、利用者さんが喜んでくださる姿を見ることが木工班のメンバーも嬉しく、楽しんで活動を続ける原動力となっています。

木工クラフト班ボランティアの作品

作品に込められた意味や想い
太田さんにとっての
ボランティア活動の意義とは

作品一つ一つには全て意味があり、ボランティアの想いが込められているんです。
例えばムクロジは、漢字では「無患子」と書きます。 これは「子どもが患(わずら)うことが無いように」という意味が込められています。‘無病‘への祈りの気持ちを込めて、無患子を根付や小物にしてバザーで販売したり、ワークショップで子どもたちと一緒に作ったりしています。
遠方のご家族が毎年ハウスで開催しているバザーに来られてうれ

しそうに作品を購入して戴く姿を見ると、次回はどんな新作を作ろうかとモチベーションが高まります。
無事に退院されたお子さんから、自分たちが作った木の家を部屋に飾って元気にVサインをしている写真が届いたときは、とても嬉しく胸が熱くなりました。
ハウスのボランティア活動を通じ、日頃忘れかけていた四季折々の行事にも楽しく参加させて戴いています。今後も活動を継続する事で充実したセカンドライフを送れることに感謝致します。

シェアする

  • ツイート

お話しを伺った人

太田俊博さん
おおさか健都ハウス ボランティア