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STORY20

~せたがやハウス20周年に
向けて~
長年のハウスボランティア
活動を通じての想い

ハウス支援企業

竹内 久雄さん

ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがやハウス 20周年おめでとうございます。
私がフランチャイジーを志し、マクドナルドに入社して41年になります。
現在の主な私の仕事は、お客様・社員・クルーの皆さんと話すことです。
中長期のビジョンを社員に向けて発信、ドリームという会社の名の通り、自分自身の夢を自分の言葉で語り・夢の実現させるために努力する。一人ひとりの居場所を創り従業員のみんなが楽しくやりがいをもって仕事ができるような、成長のきっかけ・環境づくりを心掛けています。
健康経営を目指し・ブライト500を取得、身体の健康と共に、健康な心を育てるためにもせたがやハウスを中心としたボランティア活動はドリームにとって、大切な活動です。

ハウスボランティアのきっかけ
せたがやハウス開所時から気になっていましたが2001年に狛江に店舗を移してから、近くであることもあり、せたがやハウスでボランティアをさせていただくようになりました。はじめは、なにができるのか?やらなくてはいけないのか?気持ちばかりが先走りました。
ハウスマネージャー・ハウスボランティアの皆さんと話す中で、自然と肩の力が抜けていくのを感じました。寄り添い・話をお聞きする中から、少しずつニーズが解った気がします。


苦労した成育でのドナルドアピアランス実施
2008年8月やっとドナルドアピアランス(以下ドナアピ※年2回、ドナルド・マクドナルドによる、ゲームやパフォーマンスを成育医療研究センター1階の豆の木広場や7階・8階の小児病棟ホールで催し&病室訪問)ができるようになり、ドナルドが病棟訪問できるようになりましたが、初めのころは国立病院ということもあり、ドナアピを受け入れてもらう事が出来ませんでした。ハウスでは患児さんに会う機会が少ないですが、病棟に行くことで患児さんに会うことが出来る。看護・教育・福祉関連に興味がある学生・将来従事したい人にとって大変有意義な・貴重な経験になっています。そういった意味でも、今後もドナアピを継続していきたいと考えています。

ボランティア文化を根付かせるために
社員はみんな、せたがやハウスの事を気にかけているのですが、心では何かしたいと思っていても、なかなか行動に移せないことが多い。ただやれといってボランティアをさせても長続きしないので「自分にできる事は何か? 続けられる事は何か?」を考える。
また「~してあげなきゃ」ではなく、相手とのキャッチボールができて初めて良いボランティア関係を築けるようになるのではないかと感じています。
自分自身の為に、自己が無理をせず・独りよがりにならず、継続的にできることを一つひとつ、着実に育てたいと思います

せたがやハウスでボランティア活動を行う竹内オーナー(左)、せたがやハウスのルームスポンサーとしてもハウスをサポート(右)

20年を迎えるハウスに向けたメッセージ

ハウスで、病気のお子様とそのご家族に20年もの永長い期間、毎日、寄り添い支援活動をしていただいているボランティアの皆様には特に、心から感謝申しあげます。
ハウスの運営はハウスボランティアなしでは考えられません。
『第2のわが家』のため、スタッフ・ボランティアの皆様が、寄り添い・不安を和らげる何気ない声掛け・気配りに、感動しています。

コロナ禍で、ハウスの運営ルール・利用制限でご迷惑をおかけしていますが、一日でも早い本来の姿に戻ることを願います。日々の生活で、あたりまえの事があたりまえに出来るように心がけ、私たちドリームは、これからもハウスの運営を・ハウスボランティアの皆様・ハウスをサポートしてくださる皆様方と共にサポートしたいと思います。
『ハウスをサポートする関心の輪・行動の輪がもっと、もっと・拡がることを願いながら。』

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お話しを伺った人

竹内 久雄さん
株式会社ドリーム 代表取締役
 
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ハウスは温かい気持ちの
詰まったありがたい存在
ハウス利用者松林 瑠美子さん