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2019年2月の記事一覧

中学生の研究発表

東大ハウスにある中学生より、スタッフやボランティアにインタビューをしたいとの申し出がありました。きっかけを伺うと、実はご本人が東大病院に入院し、その際、お母さまがハウスを利用されたとのことでした。その時に、家族全員がハウスがあることによってとても助けられたということで、自分にできることが何かないか考察したいと思われたそうです。

萌恵さん(中学2年生)は11歳の時に、東大病院で緊急手術の為に約1か月間入院し、手術後はPICU(小児集中治療室)に入られました。子どもの患者さんにはできればご家族は付添ってあげたいと考えるものです。緊急手術の後はなおさらお子さまに付添いたいと思うものでしょうが、PICUではそれも出来ません。ましてや、ご家族は当時海外から一時帰国で日本に来ていた時でした。どうしたらよいか途方に暮れていた時に、看護師さんからハウスの存在を教えてもらったそうです。

お母さまがハウスを利用するようになって驚いたのは、すぐに食事が取れるように炊いたご飯が小分けに冷凍されていたり、すぐに調理できる食材が豊富に揃っているキッチンがあることでした。『お母さんしっかり食べて下さい、お母さんが倒れたらダメですよ』のメッセージを感じ、そこで改めて自分がしっかりして娘の側にいないと、と気が引き締まる思いがしたそうです。

萌恵さんは入院中のことを振り返って話します。『PICUでは話したり食べたりすることが自由にできなくて辛かったです。一般病棟に移った後はPICUにいた頃よりは楽になりましたが、学校の友達に会えなく寂しい気持ちと、皆が学校に行けていて羨ましいという気持ちがあり、それが辛かったです。でも、すぐ近くにハウスがあったおかげで、お母さんがずっと側にいてくれたので安心できました。』

退院の日、ハウスでうれしそうに食事をする萌恵さん

萌恵さんはその後無事に退院し、まもなく中学3年生になります。今回のインタビューの目的は研究発表、テーマは『ドナルド・マクドナルド・ハウスをより多くの人に知ってもらう為に出来る事』です。インタビュー当日は、スタッフだけでなくボランティアさんにも話を聞いていましたが、親子で活動中の同い年の中学生ボランティアもいて驚き、きっかけとやる気さえあれば自分でもできることがあるということを実感したそうです。ハウスでは、一人でボランティアが行えるのは高校生以上です。また、通える距離にハウスがないとかないません。しかし、このような研究発表を学校で行うことによってもハウスの存在とその必要性を多くの人たちに伝えることができると思い立ちました。これからも萌恵さんは『人を助けたい』という気持ちを常に持ち、募金やハウスのPRという地道な行動も積極的に行っていきたいと感じたそうです。

『PTG(Posttraumatic Growth)』という言葉をご存知でしょうか?『心的外傷後成長』、つらく苦しい出来事の後の心の成長を指す言葉です。萌恵さんのように病気に負けずに成長する姿を見ると本当にうれしく思います。これからも病気と闘う子ども達とそのご家族をハウスは応援し続けます。

東大ハウス

新ハウスオープンまで、あと132日!

いよいよカウントダウンが始まりました。おおさか・すいたハウス移転まで、あと132日!

ボランティアさんが「このハウスでの残り一日一日を大切にするように…」と、カレンダーを作ってくださいました。改めて、気の引き締まる思いです。

「このハウスができた時から来ているから、もう14年もここに来ているのね。ちょっと寂しいわね~。でも、新しいハウスにも行きたいわ。」と、ボランティアさんたちも感慨深そうです。また、「お引越しの準備、大丈夫?」と心配してくださるボランティアさんも。

建設工事も急ピッチで進んでいて、4月末には引き渡し予定です。(この写真は少し前のものですね。)

新しいハウスができるのは、JR京都線の岸辺という駅からすぐの「健都」と呼ばれる所。

「健都」というのは、吹田市とお隣の摂津市、両市にまたがる「北大阪健康医療都市」の愛称で、国立循環器病研究センターを中心とした「健康・医療のまちづくり」が進められている場所です。

また、健都(KENTO)という名前には、循環器病予防に必要なKnowledge(正確な知識、知の集積)、Exercise(適度な運動)、Nutrition(適切な栄養・食事)とTown(まちづくり)の頭文字を並べたもの、という意味も込められているそうです。

国循のお隣のビルには大きなスーパーもあるので、利用ご家族もとても便利になりますね。

駅から徒歩5分、お部屋の数も2室増えて20室になります。

新ハウスのオープン、楽しみですね!

おおさか・すいたハウス

「マックハッピークリスマス募金」のご報告♪

病気と闘っている子どもとそのご家族が、少しでも楽しいクリスマスの時間を一緒に過ごせますように、との願いから、マクドナルド社がDMHC支援「マックハッピークリスマス募金」を企画してくださいました。

ご家族が使用するもの、喜ばれるものをプレゼントして届けたいという趣旨のもと、オフィススタッフの皆さまからいただいた募金は1,853,622円にものぼり、各ハウスへ素敵なクリスマスプレゼントを届けることができました。皆さまからのあたたかいお気持ちに、改めて感謝申し上げます。

せたがやハウスには、軽量型の車椅子と空気清浄器を購入しました。プレイエリアの空気がきれいになり、子どもたちの感染予防にもなっています。

せんだいハウスには、動けない子どもがハウスに外泊することがあるため、お母さんが介護しやすいように2wayタイプの介護ベッドを購入しました。

こうちハウスでは、子ども用のベビーチェアを購入し、子どもと一緒に食事をしやすくなったと好評です。

今年移転予定のおおさか・すいたハウスでは、移転先でも使用できるように折りたたみ式のベビーベッドを購入しました。簡単に折りたためるため、移動も楽になりました。

さっぽろハウスでは、ぬいぐるみしかなかったプレイルームにテントを購入し、子どもたちにも大好評です。

ふちゅうハウスでは、ハイハイのお子様がプレイエリアから出てしまわないように囲いのあるマットを購入し、お母さん達からも好評です。

東大ハウスでは、空調があまり効かず寒いベッドルーム用にファンヒーターを購入しました。また、老朽化したエキストラベッドがあったので新しく購入し、ご家族にゆっくり休んでいただけそうです。

なごやハウスでは、ご家族に少しでもゆっくりと寛いでいただけるよう、テレビのある部屋にマッサージチェアを設置しました。

さいたまハウスには、オーブン機能付の電子レンジを購入しました。ミールプログラムで作る料理のレパートリーが増えるので、ご家族にも喜んでいただけそうです。

必ずしも必要ではないけど、あったら利用者はもっと助かるだろうなというようなものを今回の募金でそろえることができました。

あたたかいご支援をありがとうございました!!

ドナルド・マクドナルド・ハウス財団

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