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カテゴリー「東大ハウス」の記事一覧

知ろう!体験しよう!病児と家族の生活支援

東大ハウスの学生支援団体(マイハウス)が東大駒場祭にて活動をした報告です。
ぜひご覧ください!

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先月、東京大学で行われた駒場祭にて、病児とそのご家族の生活支援に関する講演会を開催致しました。

受付

受付

講演の様子

講演の様子

東大ハウス ハウスマネージャーの弘中さん、国立成育医療研究センター、チャイルド・ライフ・スペシャリストの小林様、NPO法人キープママスマイリング代表の光原様、東京大学大学院 家族看護学講師の佐藤先生をお呼びし、それぞれの立場から講演をしていただきました。

講師人の皆さん

講師人の皆さん

病児支援では病気の子どもへの直接支援が注目されがちですが、子どもを看病するご家族への支援も同じくらい重要であることが改めて分かりました。マイハウスメンバーにとっても、今後の活動を考える上で非常に良い機会となったと思います。病気の子どもと家族が一緒にいられる空間を作り、少しでも快適な生活を送れるように、これからも微力ながら活動を続けていきたいと思いました。

マイハウスメンバーです!

マイハウスメンバーです!

(東大ハウス 学生支援団体マイハウスボランティア 黒岩)

東大ハウス

「東大ハウス チャリティーラッフル2017 当選者発表!」

8月より開催中の東大ハウスワーキンググループ主催によるチャリティーラッフル(募金くじ)の当選者が本日決定しました。

大変多くの方々にご参加いただき、今年はなんと14631口、146万円を超える募金が集まりました!また多くの企業、団体、個人の皆さまより沢山の景品をご提供いただきました。本当にありがとうございました。いただいた募金はハウス運営のために大切に使わせていただきます。

今年も例年同様に、厳選な抽選を行う為にパソコンを使用し、エクセルのランダム関数を使って行いました。

抽選の様子

主な当選番号は以下の通りです。おめでとうございます!
当選された方は10月31日(火)までに東大ハウスに取りにお越しください。

≪当選番号≫
◆ホテルオークラ お食事券
当選番号:12643

◆コンラッド東京 アフタヌーンティー招待券
当選番号:8906

◆飛騨牛ギフトセット 500~700g
当選番号:7503

◆Jリーグ浦和レッズ SS席ペアチケット
当選番号:4691

◆ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ペアチケット
当選番号:9839  12947

◆東京ディズニーリゾート ペアチケット
当選番号:2565

◆JTBナイスギフト券 10,000円
当選番号:2072  8195  8873

◆クオカード 10,000円
当選番号:2201  11511

◆アラジン グラファイトトースター
当選番号:11103

それ以外の当選番号は下記よりダウンロードしてください。
東大ハウスラッフル2017当選番号一覧

景品をご提供いただいた多くの企業、個人の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。

当選された方々には景品の受け取りの際にハウスを見学していただき、ハウスへの理解をより深めていただければ私達も大変嬉しく思います。皆さまのご来訪をお待ちしております。

東大ハウス ハウスマネージャー 弘中

「中村獅童さんが東大ハウスを訪問!」

中村獅童さんが先日、東大ハウスを訪問してくださいました。

ハウス内の見学では、清潔でおしゃれな東大ハウスにビックリされていました。

ベッドルームにあるご利用家族が綴ったノートや、廊下に飾ってある病気と闘う小学生の女の子の作った壁新聞を真剣なまなざしで新聞を見つめる姿がとても印象的でした。

その後のボランティア体験ではハウス見学中の真剣な表情から一転、ボランティアの皆さんと笑顔で話しながら活動してくださいました。

ご利用家族とも交流してくださり、ハウスを必要としているご家族がたくさんいることを知った獅童さんはご自身の闘病経験も交え、『多くの人々の協力が必要なので、もっとハウスの事を知ってほしい。自分が出来る事があればサポートしたい』とコメントしてくださり、早速沢山の物品の寄付をしてくださいました。

獅童さん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

https://www.youtube.com/watch?v=pjjh1_wyM0s

東大ハウス ハウスマネージャー 弘中

「『東大ハウス チャリティラッフル2017』 開催!」

東大ハウスでは「東大ハウス ラッフルサポートグループ」の主催により、ただ今チャリティラッフル2017を開催しています!

楽しみながら社会貢献、それがラッフルです。 日本語では「慈善福引」と訳されたりしていて、欧米では広く知られている募金活動の方法です。

システムはとても簡単♪
①募金していただいた方に番号の書かれたラッフル用チケットをお渡しします!
②抽選会をおこない当選者には景品をプレゼント♪

尚、景品は全てハウスの活動に賛同する企業・団体、個人様から無償でご提供いただいたものです。今年も多くの皆さまにご協力いただきました!

募金を特別なことではなく身近なものと感じてもらえるように、東大ハウスではオープン以来、毎年継続して行っています。

◎募集期間:10月3日(火) 17時まで
◎抽選日時:10月5日(木) 10時 財団ホームページ(ブログ)にて当選番号発表
◎募金金額:100円以上を一口として、お一人様何口でも参加可能
◎景品お渡し:10月6日(金)から10月31日(火)まで
※お手数ですが景品の引取りはハウス来訪のみとさせていただきます。
※いただいた募金は東大ハウス運営のために使わせていただきます。

≪景品の一例≫
▼ホテルオークラ東京 お食事券 3万円相当

ホテルオークラ

▼ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ペアチケット(2セット)

USJチケット

▼アラジングラファイトトースター

トースター

≪景品をご提供いただいた皆さま≫
株式会社エムトラスト様、株式会社喜戸コーポレーション様、株式会社ジェイアール様、株式会社Dダイニング様、株式会社遊様、スリーエスカンパニー株式会社様、
田澤商店株式会社様、有限会社島田様、有限会社ナサ様、
有限会社ヤマダ・ファクトリー様(以上日本マクドナルドフランチャイジー)
株式会社インフィニ トラベル インフォメーション様、株式会社GOOD VIBES様、
スキャデン・アープス外国法事務弁護士事務所様、日本コカ・コーラ株式会社様、
東京ガスクリエイターズ様、山田耕一様、吉原照行様 他個人の皆さま(順不同)

■詳細はこちらよりダウンロードできます
東大ハウス_ラッフル2017チラシ

■主催 東大ハウスラッフルサポートグループ
電話:03-3812-9877(9時~18時)
MAIL:dmh-todai@diary.ocn.ne.jp
ご興味のある方は是非お問合せください 詳しい参加方法をお知らせいたします。
皆さまのご参加をお待ちしております!

東大ハウス ハウスマネージャー 弘中

「シンガポールのロナルド・マクドナルド・ハウスを訪問しました!」

東大ハウスの広報チームに所属するボランティアさんがシンガポールのハウスを訪問されました。とっても分かりやすい報告をぜひご覧ください!

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皆さんは「シンガポール」にどのようなイメージをお持ちですか? 口から水を吐くマーライオン、巨大な船がのったユニークなホテル・マリーナベイサンズ、世界大学ランキングで上位にランクインするシンガポール国立大学、エキゾチックな料理の数々など……先進的ながら文化的にも豊かなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

人口は約560万人。国の成り立ちから、主に中華系・マレー系・インド系の住民が共生する多民族・多文化国家です。マレー半島の先に位置し、その面積は東京23区を一回り大きくしたほどの小さな国ですが、1人あたり GDPは日本を上回る大変パワフルな国です。そんな東南アジアをリードする国・シンガポールの中核病院の一つであるNational University Hospital(シンガポール国立大学病院、以下NUH)には、最先端の医療技術を求めて周辺国から治療に訪れる患者さんも多くいます。

ハウスとファミリールームはNUHの小児病棟一角にあります。まず、2013年1月にハウスが誕生しました。PICU(小児集中治療室)およびHigh Dependency(高度看護病棟、HD)の廊下を挟んだ反対側にあり、徒歩30秒もかかりません。入院するお子さまのそばでご家族が宿泊できる、大切な場所になっています。

さらに2016年1月にファミリールームが誕生しました。前年に、もともとPICU11床だった病棟にHDが7床追加され、スペースの都合で訪問者エリアが廃止になり、看護するご家族のニーズを受けて開設されました。ハウスとほぼ同じエリアにあり、やはりお子さまに大変近い場所で体を休めることができます。

ハウスの清潔で洗練された内装の居室は、まるでホテルのようです。最大2名までの居室にはシャワー、トイレ、洗面台、クローゼット、TVが完備されており、Wi-Fiも使えます。さらに、キッチン、ランドリー、ダイニング、リビング、そして子どものためのプレイルームもあります。また、ソフトドリンクや牛乳、パン、インスタント麺、フルーツやスナックなどの軽食が無料で提供されている他、利用家族には病院内のフードコートで使えるプリペイドカードも支給されます。

ベッドルーム

特徴的なのは、宗教に配慮されている点です。冒頭の説明のように、多文化なシンガポールではイスラム教のご家族も少なくなく、キッチンの調理器具やカトラリーなどはムスリムの方用に分けられています。祈祷室(お祈りする部屋)は病院内に別途あるとのことでした。

机引出

しかし、土地が貴重なシンガポールでは用地の確保が難しく、ハウスの部屋数は4部屋のみ。稼働率がほぼ100%であるのが課題の一つです。

ファミリールームは休憩室のため、ベッドや個室はありません。しかし大きなソファ、食事をとるためのテーブル、冷蔵庫、飲み物やスナックが用意されています。さらに専用のトイレとシャワー、そして清潔なタオルとアメニティも用意されており、ゆっくり体を休ませる環境が整えられています。夜間の利用も可能で、大きなリクライニング・ソファで仮眠をとることもできます。

ファミリールーム

ハウス、ファミリールームともに、入り口には支援者の名前が刻まれた「感謝の樹」があります。ハウスは「木」のデザインですが、ファミリールームは少し違うデザインに、ということで空を飛ぶ「テントウ虫」がその役割を担っています。明るくかわいらしい雰囲気に癒されます。

ハウスの利用は無料です(預かり金のみ)。利用を希望する場合は医師経由で申し込みをします。しかし、部屋は4部屋しかないため、ポイント制によりPICUの患者ご家族が優先されるとのことです。たとえば、お子さまの病状が安定してPICUからHDに移動した場合、別のPICUの患者ご家族と入れ替えになることがあるとのことでした。

また、ハウスではシンガポール人以外の国籍の方も受け入れています。たとえば2015年一年のハウスの利用者のうち、シンガポール人は約75%で、残りはインドネシア、マレーシア、その他の国の方たちでした。

シンガポールでは、Institution of Public Character (IPC)という公共性の高いチャリティ団体という認定を受けると、この団体への寄付者が減税を受けられます。つまり、より寄付を受けやすくなります。しかし、IPCの認定を受けるとシンガポール人以外の受け入れが制限されてしまうため、現在シンガポールの財団はこの認定を受けていないとのことです。

ハウスの運用には約80名のボランティアが活躍しています。掃除は病院の業者によって行われますが、共有部分の整頓、食べ物や洗剤などの補充はボランティアの仕事です。また、日本と同様に、チェックインとチェックアウトの対応、さまざまな事務処理の補助やイベントなどのお手伝いをされています。

シンガポールのボランティア・メンバーの大きな特徴の一つに、外国人が約半数を占めているという点があります。もともとシンガポールは外国人在住者が約4割を占める国ですが、駐在員在住者の中で欧米駐在員の家族のグループ(主に奥様のネットワーク)の存在が大きく、このネットワーク経由で多くのボランティアが集まるとのことでした。

ハウスの運用には企業のサポートも欠かせません。寄付、飲食物や物品の提供、清掃、募金活動など、企業がさまざまな形でハウスを応援しています。(あいにく、病院のルールにより、シンガポール国家環境庁(NEA)の許可がない業者の食べ物の提供や、一般の方の調理するミールプログラムは実施できないそうです。)ここシンガポールでもマクドナルド社の支援は大きく、たとえば2015年はハッピーセットの売り上げ、マックハッピーデー・イベント、店頭の募金箱からの寄付などにより、ハウスの運用コストの約58%を補ったとのことでした。

今年、2017年中には2つ目のファミリールームがInstitute of Mental Health(国立精神病院、IMH)に誕生します。シンガポールでも「第二のわが家」の支援の輪が広がっています。

Ronald McDonald House Charities(R) SingaporeのLeonard Liuさんよりメッセージ
「ロナルド・マクドナルド・ハウスは、シンガポールでも日本でも同じ活動をしています。日本の皆さんの活動は、日本に限らず世界中のハウスの支援とつながっています。ここでのボランティア経験は大変貴重です。ぜひ活動を続けてみてください。」

ダイニング

取材後記:
今回のシンガポールのハウス訪問では、ご利用家族のお子さまを思う気持ち、支援者の皆さんの病気と闘う子どもやご家族を応援したいという気持ちは、国や民族、文化に関係なく、どこに行っても同じものだということを改めて実感しました。

ご利用家族からの感謝のメッセージには、ハウスを利用した他のご家族との交流が大きな支えになった、という一文がありました。ハウスは「第二のわが家」であり、そしてコミュニティとしての役割も果たしています。最後にLiuさんからいただいたメッセージのように、私たち日本のボランティアが日本のハウスを支援することで、国を超えて世界中のハウスのご利用家族を応援していければと思いました。

※シンガポールの財団の活動の最新情報はFacebookに掲載されています。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/RMHCSG/

東大ハウス ボランティア 原田

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東大ハウス

「お料理パパさん♪」

エンさんは中国出身の方です。
1歳のお子さんが緊急で入院されてから約3ヶ月、ハウスと職場と病院を行ったり来たりしていました。聞くところによると、中国の方は、お母さんよりもお父さんが料理を作ることが多いようですね

エンさん

エンさんは毎日お仕事帰りにハウスに戻って来て、その表情から見てあきらかにお疲れなのかな~??と思っていると4階のキッチンから良い香りが・・・・・美味しそうなお料理の出来上がり♪

「行ってきまーす!!」と、病院でお子さんを看病しているお母さんのもとへせっせとお料理を届けていました。

この度お子さんが退院をし、親子3人仲良く本当のお家に帰って行きました。

家族3人

最初のうちはものすごく緊張して不安気に見えたエンさんでしたけれど、こうして笑顔で家に帰って行く姿を見られて嬉しい限りです♡

また検診等があるときは、ぜひハウスに遊びに来てくださいね!

東大ハウス アシスタントマネージャー 飯田

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