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カテゴリー「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の記事一覧

「クリスマスサンタプロジェクト2023」始動です!

クリスマスもおうちに帰らず、病院での治療を頑張って受ける子どもたちのサンタクロースになっていただけませんか?

ドナルド・マクドナルド・ハウスでは、入院中のお子さんやそのご兄弟姉妹への「クリスマスプレゼント」を今年も大募集いたします!

辛い入院生活を送るお子さんやそのご家族に少しでも笑顔になっていただきたいとの思いで始まった「クリスマスサンタプロジェクト」も今年で5回目。

毎年クリスマスにはプレゼントを受け取ったお子さんの笑顔があふれています。

そんなお子さんの笑顔を一緒に支えていただける「サンタさん」からのプレゼントを心よりお待ちしております♪

 

プレゼント送付方法は以下のとおり。

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① プレゼントを送りたいハウスをお選びください。

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⇩昨年プレゼントを受け取った子どもたちの様子です。

 

 

 

【お問い合わせ】〒163-1339
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公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン クリスマスサンタプロジェクト係
tel:03-6911-6068     mail: dmhcj@jp.mcd.com

大きな体にやさしい笑顔 清見潟親方(元関脇 栃煌山関)来訪

こんにちは、「ドナルド・マクドナルド・ハウス 東大(以下「東大ハウス」)」サブマネージャーの藤本です。

今回は、「東大ハウス」の素敵な夏の思い出についてご紹介したいと思います。

 

 

「東大ハウス」の受付には、1枚の写真が飾ってあります。

写っているのは、周りにいる人を自然と笑顔にさせる不思議な力をもつ力士・栃煌山関と、そのやさしさの魔法にかかった子どもたち。

 

あれから4年・・・

 

なんと先月8月30日、栃煌山関が今度は清見潟親方となって、引退後初めて「東大ハウス」を訪問してくださいました!

しかも、未来のお相撲さんを目指す柏相撲少年団の皆さんも一緒です!

※柏相撲少年団とは:寝食を共にし、地元の学校に通いながら相撲にまい進する、将来有望な中学生たちです。

(清見潟親方と柏相撲少年団の皆さん 永井監督・村越さん・木村さん・出野さん・小嶋さん・徳嶺さん・佐藤さん・齋藤さん・坂本さん)

 

そんな親方たちが、この日「東大ハウス」に持ってきてくださったのは、立派な化粧まわし。

「ハウスを多くの方に知っていただきたい」という温かい想いにより、親方の現役時代の化粧まわしをお借りし、ハウスで展示させていただけることに。

(生で見るとものすごい迫力です。)

 

さらに、様々なボランティア活動にもご参加いただいたので、ここからはその様子をご紹介します!

 

 

ボランティア活動 ~ベッドメイク編~

日頃から、食事の支度、掃除洗濯を自分たちで行っている少年団の皆さんには、難しいことではありません。ピシッと仕上げてくれました。

 

 

ボランティア活動 ~紙袋制作編~

続いて、新聞を入れる袋をリメイクし、募金の御礼品を入れる紙袋を作ってもらいました。講師はハウスのボランティアさんです。

終始礼儀正しくふるまっていた少年団の皆さんも、この時ばかりは「どうなってんの?」「わかんねぇ!」とうなり声をあげ、中学生らしい一面を見せてくれました。

(途中は苦戦もありましたが、ばっちり完成!)

 

 

ボランティア活動 ~色紙サイン編~

「親方のサインを、ハウスに飾る用に1枚お願いできたらいいな…」と思っていたところ、なんと子どもたち一人一人に、あて名入りサインを書いてくださいました。

 

 

そして、最後はハウスの利用ご家族・スタッフと、笑顔で記念撮影!

 

清見潟親方は幸せの魔法使い。そばにいるだけでみんなが楽しくあたたかい気持ちになりました。

秋になったら、ぜひハウスでちゃんこミールしてほしいですとお願いしました。今から楽しみです。

※ミールプログラムとは:利用ご家族のために、ボランティアの方々やスタッフがハウスで食事を作り提供するプログラムです

 

親方、柏相撲少年団のみんな、お忙しい中ありがとうございました。

また、今回の清見潟親方の東大ハウス訪問に際しては、日本相撲協会の関係者様の皆さまと、シルバースポンサーとしてハウスをご支援くださっているJ.R.Simplot社様にもご協力いただきました。

温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

 

 

 

ということで、「東大ハウス」の素敵な夏の思い出をお届けしました。

今回のようなイベントの様子は、このブログに加えて東大ハウスのX(旧Twitter)でも日々発信しています。ぜひこちらもフォローしてくださいね。

 

それではまた!

車いすでも楽しめる「キッチンガーデン」が、さっぽろハウスに誕生!

こんにちは、「ドナルド・マクドナルド・ハウス さっぽろ(以下「さっぽろハウス」)」ハウスマネージャーの福原です。
先日「さっぽろハウス」に、利用ご家族が楽しめるお庭「キッチンガーデン※」が、誕生ました!※キッチンガーデン:観賞と収穫の目的を兼ねる庭のこと

昨年クラウドファンディングに初挑戦し、そこで集まった多くの方々のご支援によって誕生した、理想のお庭です。
今回のブログでは、お庭誕生までの挑戦の日々や、7月25日(火)に行われたキッチンガーデンお披露目式の様子、そして実際にお庭を楽しんだ利用ご家族からのお声などを、お届けしたいと思います。

 

お子さんとご家族を日々サポートするからこその視点で、庭づくりを計画!

「さっぽろハウス」は、道内唯一の小児総合専門病院である北海道立子ども総合医療・療育センター(愛称:コドモックル)に隣接する、国内最北のハウスです。2008年12月のオープンから今年で15周年を迎え、これまでに延べ6,500以上ものご家族が滞在してきました。
自然豊かな環境の中、約160名ものボランティアさんに支えられ、運営を行っています。

(さっぽろハウス外観)

 

そんなハウスがクラウドファンディングに初挑戦したきっかけは、治療中の子どもやそのきょうだいが長期の滞在でもリラックスして過ごせるよう、「ハウスの庭をもっと子どもやご家族が楽しめる場にしたい」という想いでした。

自然豊かな「さっぽろハウス」には、開設当初から広いお庭がありましたが、昨年までその活用は限定的。
ボランティアさんが、ハウスに飾るお花や利用ご家族に提供する野菜などを栽培・収穫してくださっていた一方、一部足場の悪い部分があったため、お散歩など利用ご家族による活用はされていない状況でした。

(工事前のお庭)

しかし、広い庭には心身のリフレッシュに効果があるとされる、五感を刺激する要素がたくさん。
そこでスタッフやボランティアの方々で「利用ご家族がハウスの庭を自宅の庭のような気軽さで楽しむことができたら、日々の治療に立ち向かっている心身のリフレッシュができるかもしれない。この庭を、もっと子どもやご家族が楽しめる場にしたい」と考え、庭の整備に取り組むことを決意!

目指すお庭は、植物の鑑賞だけでなく野菜の収穫や花摘みなども楽しめる「キッチンガーデン」。
治療中の子どもやそのきょうだいが、長期の滞在でもリラックスして過ごせ、少しでも「ハウスは楽しい・安心できる」と感じてくれるよう、工夫を凝らした庭造りがスタートしました。

(スタッフ・ボランティアさん手作りのイメージ図)

 

クラウドファンディングに初挑戦!

通路を造る工事や畑の整備など、約160㎡の庭を造るのに必要な費用は、150万円。

これを捻出するため、2022年 9月20日~10月26日までの約1か月間、初めてのクラウドファンディングに挑戦しました。

多くの方々にこの挑戦をバックアップいただき、9月26日(月)には、地元・札幌ドームで開催されたプロ野球公式戦 「ドナルド・マクドナルド・ハウス さっぽろ 応援ナイター 」 にて告知活動を実施。
さらに当日は、ハウスを利用しているお子さんが始球式に登板する機会をいただき、大いに盛り上がりました。
そのほか、地元のマクドナルドフランチャイズオーナーの皆様にご協力いただき、道内のマクドナルド店舗にチラシを置かせていただくなど、様々な活動を展開しました。

(応援ナイターは大盛り上がり!)

 

こうしたご協力のおかげで、最終的には目標150万円に対して233万7千円もの多くのご支援が集まり、達成率155%超の大成功を収めました(活動報告等はこちらからご覧いただけます!)。

その後、工事会社さんとの調整を進め、今年5月下旬にいよいよ工事着工!
(重機を使って広い通路を造ります!)

 

6月初旬には工事が無事完了し、6月中旬からは、整備された区画に植物の植え替え作業を開始!
グリーンボランティアさんを中心に、多くのボランティアさんが作業にあたってくださいました。植え替え用の植物を自宅で大切に育ててくださった方もいらっしゃり、お庭はどんどん賑やかに!

(ボランティアの皆さま)

そして、ついに7月25日、お庭がオープン!記念のお披露目式を迎えました!

 

笑顔&お花が満開!お披露目式レポ

 

当日はあいにく雨のぱらつくお天気の中、約50名もの方が参加。

ご来賓として、コドモックルより高室センター長、日本ハムファイターズ様より株式会社ファイターズ&エンターテイメントの石川様、地元のマクドナルドフランチャイズオーナーの皆さま、そして昨年の「さっぽろハウス応援ナイター」で始球式に登板した萌ちゃんがお越しくださいました。

そして日頃ハウスを支えてくださっているボランティアの皆さんや、アドバイザーとして関わってくださる元・利用ご家族の地元農家の方、工事を担当していただいたソリトン・コム株式会社様も駆けつけてくださいました。

さらに、特別ゲストとしてドナルド・マクドナルドと、日本ハムファイターズのマスコットキャラクター・フレップくんも!
(コドモックルのセンター長・高室様と、さっぽろハウス利用者で昨年の応援ナイター始球式に登板した萌ちゃん) (貴重なツーショットに、会場も大盛り上がり!)

多くのボランティアさんに準備・運営にご協力いただき、アットホームな雰囲気で式がスタートしました!
(なんと司会・音響担当もボランティアさん!)

まずはドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンの常務理事・河野辺より、主催者挨拶。関係者の皆さまへ、本プロジェクトへのご協力に対する感謝をお伝えしました。

 

続いてご来賓挨拶として、隣接するコドモックルのセンター長・高室様と、応援ナイターにご協力いただいた株式会社ファイターズ&エンターテイメント 取締役・石川様からも、温かいお祝いのメッセージを頂戴しました。
(高室様)

 

(石川様&フレップくん)

 

その後、ハウスマネージャーと、お庭づくりを担当してくださったボランティアさんより、お庭のこだわりについてご紹介しました。

当日はあいにくのお天気のためお庭に出られず、室内でお庭の映像をご覧いただきながらの説明となりましたが、
たくさんのお花や大きく実ったスイカの様子に、ゲストの皆様から「おお~!」と歓声が上がっていました!

 

お庭のこだわり①心身をリフレッシュできる「五感を刺激する庭」

「お散歩以外にもお庭を楽しめて、よりリフレッシュに役立つように」と、五感を刺激する要素を生かしたキッチンガーデンを作りました。

  • 視覚:目前に見える山、小さな並木道、季節ごとに咲く花
  • 聴覚:野鳥のキレイな鳴き声(シジュウカラ・ヤマガラ・メジロetc)
  • 嗅覚:花・草・土の匂い
  • 味覚:収穫して食べられる野菜(トマト・きゅうり・スイカetc)
  • 触覚:庭の土、並木道の木、芝生

 

お庭のこだわり②車いすでも楽しめる工夫

  • 通常は120㎝幅の通路を、140㎝幅に変更。ハウスには様々な子どもたちが滞在するため、車いすや歩行器等が安全に通れて方向転換もしやすいよう配慮しています。
  • 通路から手を伸ばしたら通路沿いにある野菜を収穫できたり花を摘むことができるよう、栽培するお花や野菜の種類・植える位置などを、ボランティアさん同士で話し合いながら庭を造っています。

 

(車いすや歩行器でも、ゆったり安全に通れる通路)

 

 

そして、オープンを記念したテープカットを実施!

 

さらに、庭に植えるお花の苗に、メッセージプレートを書いていただくセレモニーも行いました。

このお花の苗も、この日のためにボランティアさんが大切に育ててくださったものです。

(ご家族にとってどんなお庭になってほしいか、素敵なメッセージをいただきました)

 

そして、最後は参加者全員で記念撮影!
みんなの願いが通じたのか奇跡的にお天気が回復し、お庭に出て記念撮影ができることに!
映像で紹介したお庭を実際に見ていただくこともでき、スタッフ一同大喜び!

お花も、皆さまの笑顔も満開!和やかな雰囲気で、お披露目式が閉会しました。

このお庭は、完成ではなくここからがスタート。これからも、ご家族のために素敵なお庭に育てていきたいと、改めて感じました。

 

利用ご家族&ボランティアさんから、さっそく嬉しい声が!

そして現在、2週間ほど前にオープンしたキッチンガーデンは、利用ご家族はもちろんボランティアさんからも大好評です!そのお声の一部をご紹介させていただきます。

(お披露目式でメッセージを寄せていただいたお花とプレートも、ガーデンに植え替えをしました。元気に育って、利用ご家族を楽しませています)

 

利用ご家族のお声

「お庭がきれいで、ついつい外に誘われ出てしまう。」

「5年間ハウスを利用しているが、初めて畑に出た。」

「きれいに整備されていて、自然に笑顔になった。」

「野菜をとったり、楽しい!」

「作業を行っているボランティアさんと話したら、たくさんの野菜をもらった。」

「かわいいガーデン、ありがとうございます。」

 

ボランティアさんのお声

「いままでグリーンボランティアは利用ご家族とのコミュニケーションがなかったが、作業中に利用ご家族のかたが散歩に来られて会話するようになり、接点が増えました。」

「ボランティア活動をして長いが、初めて裏庭に出た。」

「ボランティア説明会時、裏庭の案内も行うようになり、ガーデンを見た方が、『ここの庭で活動したい』と申し入れがあった。」

 

また、利用ご家族によりお庭を楽しんでいただくための工夫として、ボランティアさんによる「キッチンガーデンメニュー」の配布が始まりました。
これは、収穫可能な野菜の情報などお庭の「今」を利用ご家族にお知らせするチラシです。温かみのある手書きイラストつきで、ついついお庭に出たくなってしまいます!

(8月現在、夏野菜が旬まっさかり!)

 

このように様々な工夫を凝らして、今後もキッチンガーデンを病気と向き合う子どもたちとそのご家族の笑顔のために活用していきたいと思います!

 

「ハウスの庭をもっと子どもやご家族が楽しめる場にしたい」という想いから始まったこのプロジェクト。
沢山の方々のおかげで、無事にお庭が完成し、こうしてご家族に楽しんでいただくことができ、心から嬉しく思っています。
本プロジェクトにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

クラウドファンディング第二弾に挑戦中!今年は「秘密基地」⁉

 

そして、最後にお知らせです!

「さっぽろハウス」では、ハウスをご家族にとってより良い環境にするために、今年もクラウドファンディングを実施しています!
お庭に続く第二弾となる挑戦は、ハウス内の倉庫の一部を改装し、利用ご家族のための癒しと楽しみのスペースとして「五感をくすぐる秘密基地」を作るプロジェクトです!

(秘密基地のイメージ:パナソニックショウルーム(21年4月~22年1月))

 

今回のご協力いただくのは、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社様。

同社が取り組んでいらっしゃる「光など五感に影響する要素を調整できる、一人ひとりに寄り添う空間作り」をさっぽろハウス内で実現し、
病気と向き合っている子どもやご家族に「自分を大切にする時間」を持っていただきたいと考えています。

(同社にご協力いただいた体験会の様子。光や音を楽しんだり、リラックスするお子さんたち)

 

上記のクラウドファンディングは、目標金額450万円を目指して9月15日(金)午後11:00まで実施中です!ぜひ、ご寄付・拡散などで、応援よろしくお願いいたします!(詳細はこちら

 

そして、地元からも熱い応援が決定!

今月8月17日(木)の北海道日本ハムファイターズ主催試合を「ドナルド・マクドナルド・ハウス さっぽろ 応援ナイター」として、ファンの皆さまをはじめ、たくさんの方々にハウスへの支援を呼びかけてくださることになりました。

球場内では、さっぽろハウスのための募金活動や、このクラウドファンディングの告知もしてくださいます。

また、今年も昨年に引き続き、ハウスを利用している子どもに、観客の注目が一身に集まる始球式の権利をプレゼントしてくださいました。

(地元のスター達も、さっぽろハウスを応援!)

ぜひ、クラウドファンディングへのご参加、ナイターへのご来場&ご支援を、よろしくお願いします!最新情報やハウスの日常は、Twitterでも投稿しているので、ぜひフォローしてくださいね。

 

以上、夏に負けないくらい熱く盛り上がっている「さっぽろハウス」からお送りしました。それではまた!

 

病気を乗り越え、憧れの人と初対面! サッカーと神戸ハウスが繋いだ奇跡

こんにちは、「ドナルド・マクドナルド・ハウス 神戸(以下 神戸ハウス)」ハウスマネージャーです。

 

6月24日土曜日、梅雨の中休みという言葉がぴったりの晴天が照らす、香川県高松市のサッカーコート。

ここで、神戸ハウスを利用し病気を乗り越えた1人のサッカー少年が、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団のアンバサダーである元サッカー日本代表・北澤豪さんと、奇跡の初対面を果たしました。

今回のブログでは、2人が昨年交わした熱い約束から感動の初対面までの様子を、お届けしたいと思います。

 

さかのぼる事、昨年の11月6日。ハウスを支援する「青いマックの日」に兵庫県内での募金活動を終えた北澤さんは、神戸ハウスを訪問。そこで1通の手紙を受け取ります。

「ぼくはサッカーが大好きです。病気になるまでは毎日サッカーボールをけっていました。今日は北ざわ選手に会いたかったですが、コロナで会えないです。とてもざん念です。いつかぼくのチームに遊びに来てください。ぼくもリハビリをしてチームに戻れるようにがんばります。」

この手紙を書いた少年の名前は、二木悠斗くん当時9歳。

昨年の8月に、突然意識がもうろうとなり倒れ、地元の病院に運ばれました。

検査の結果、頭部に重い病気が見つかった悠斗くんは、2度の手術をした後、兵庫県立こども病院に治療とリハビリのため入院。入院期間は約2か月にもおよびました。

慣れない県外での生活、ご家族にとっても突然目の前が真っ暗になる状況の中、お母さまは入院の付き添いのため「ドナルド・マクドナルド・ハウス 神戸」へ滞在することになりました。

自宅のある善通寺と神戸の二重生活を強いられることになったご家族にとって、北澤さんがハウスを訪問される日が非常に楽しみであり、また、悠斗くんにとってもあこがれの北澤さんに会えることが、どんなに辛い治療やリハビリでも頑張れる大きな希望となっていました。

 

ところが・・・

 

2022年10月から猛威をふるいだした新型コロナウィルス感染症第8波の影響により、悠斗くんの外出許可が下りず、ハウスに来る事を断念せざるを得ない状況に。

お母さまは落胆する悠斗くんを、「手紙を書いてみたら?お母さんが届けてあげるよ。今回は会えないけど、いつか会える日が来るかもね」と励ましました。

この言葉をきっかけに、悠斗くんは普段人に書いた事のない「お手紙」に挑戦する事になったのです。

また、この状況をお母さまから相談された神戸ハウスでは、何とか悠斗くんと北澤さんがお会いできる手段が無いかと試行錯誤し、当日、2人をビデオ通話で繋ぎ話せないかと準備に取り掛かりました。

 

しかし・・・

 

当日、病院内での電波状況が芳しくなく、オンラインでつなぐ事もできない状況に。

けれども、なんとか神戸ハウスから携帯電話で繋ぎ、ようやく北澤さんと悠斗くんが話せる事になりました。

手紙を読んだ北澤さんは、悠斗くんにサッカーについての話題をたくさん投げかけてくださいました。

「フォワードやってるの?インステップで蹴るのが得意なの?」

「質問あるの?用意してたんだよね?いくつあるの?5つもあるの??」

「ケガをした時が一番つらかったね。あと、自分のせいで試合に負けた事。」

「好き嫌いは結構あったからケガの治りも遅かったね。体を大きくするためにご飯いっぱい食べたり回数を増やしたりしたね」

「(サッカーを)やめようと思った事は一回もないからね」

「周りの友達たちはプロサッカー選手になれると思っていなかったけど、両親はなれると信じてくれていたよ。その気持ちを日本代表になっても忘れずにいたね。」

 

電話の向こうで、嬉しそうな悠斗くん。

その中でも2人が最も盛り上がった会話が、12月に行われるサッカーワールドカップの優勝予想でした。

 

悠斗くん「優勝はどこの国だと思いますか?」

北澤さん「悠斗くんはどこだと思う?」

悠斗くん「フランスかブラジル・・・」

北澤さん「いや、そこは日本って言おうよ!」

 

元日本代表と9歳のサッカー少年。北澤さんも丁寧に、優しく、そして一つ一つの言葉に「早く元気になって!」というメッセージを込めながらお話しなさっていました。

約20分間。北澤さんと悠斗くんは「いつか一緒にサッカーの練習をしよう」という固い約束を交わして電話を切ることになりました。

 

 

その23日後の11月29日。

悠斗くんは、兵庫県立こども病院での治療とリハビリを終え無事退院の日を迎えました。

それからは地元の病院での経過観察が始まりました。

その後、経過も順調で小学校にも通常通り通う事になり、また今年の春からはサッカーの練習も再開するまでに回復。

あの時に北澤さんと交わした「約束」を守るために・・・!

↑神戸ハウスにて、悠斗君とご両親

 

 

そして、ついに先日6月24日に高松市の香西西地区港湾広場緑地多目的広場で行われた親子サッカー教室で、2人は念願の初対面を果たすことになります。

この機会は、サッカー教室の開催者である株式会社タダノ様とカマタマーレ讃岐様が、北澤さんの想いに賛同してくださり、実現したもの。

天気予報では降雨も心配されましたが、当日は2人の初対面を祝うかのようにサッカー教室中は晴れ!

 

少し緊張した面持ちの悠斗くん。

「念願の北澤さんに会えるけど、どう?」 「・・・」

「緊張してる?」 「・・・」

10歳の少年にはあこがれの人、何よりも自分の事を気にかけてくれた人に会える事は病気の事を忘れるくらいの興奮と緊張だったようで、何を聞いても無言の回答でした。

 

そして、ついに2人は念願の初対面!親子サッカー教室までの道のりを一緒に歩きます。

北澤さん「退院した時の写真見たけど、大きくなったね?」

悠斗くん「・・・はい。」

北澤さん「ワールドカップの答え合わせしよっか?日本代表残念だったね」

悠斗くん「・・・うん。」

このような会話がサッカー教室まで続きました。

 

最初こそ緊張気味の悠斗くんでしたが、そこはサッカー少年。

いざ、ボールを蹴りだすと人が変わったように走り、大きな声でパスを呼び込んだり、緑の芝生の上を縦横無尽に駆け回っていました。

↑悠斗くんの元気な姿に、ハウスのスタッフも感動…!

 

 

サッカー教室も無事終わり、最後に北澤さんが2人きりのパス交換の時間をプレゼントしてくれました。

「元気になったらサッカーの練習しよう!」

半年前にした約束を、無事果たすことができたのです。

パスの練習中は北澤さんから

「フォワードだったらパスを受けた時に自分の脚で逆回転をかけて止める。そうすると次の動きもやりやすくなるし相手との間合いもとりやすいよ」

といった指導もあり、悠斗くんにとっては元日本代表のノウハウを直接感じられる非常にいい機会となりました。

 

北澤さん「今日どうだった??」

悠斗くん「・・・楽しかった!」

悠斗くんの「楽しかった」の一言にすべてが詰まっているような気がして、私たちも胸を熱くしながら高松を後にしました。

 

ドナルド・マクドナルド・ハウスが、悠斗くん、そしてそのご家族に笑顔を届けることができ、心から嬉しく思います。

これも、北澤さんはじめご協力くださった関係者の皆さま、そして日々ハウスをご支援くださる皆さまのおかげです。

 

これからも、未来ある子どもたちが幸せでありますように・・・

神戸ハウスも、引き続き頑張ってまいります!

 

東京マラソン2023のご報告&東京レガシーハーフマラソン2023のご案内

こんにちは、事務局スタッフです。ここ最近、一気に気温が高くなり、これから夏にかけてアクティブな気分も高まりますね!

今回は、そんなアクティブ気分にぴったりな、スポーツを通じたドナルド・マクドナルド・ハウス(以下ハウス)支援をご紹介!

先日行われた「東京マラソン2023」のご報告と、
現在チャリティランナーを募集中「東京レガシーハーフマラソン2023」についての情報をお届けいたします。

 

 

マラソンを通じたハウス支援
~チャリティランナーとは?~

 

ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下DMHC)による全国12か所のハウスの建設・運営は、100%募金や寄付などのご支援で成り立っています。

個人や企業・団体の皆さまが、様々な方法でご支援をくださっており、「チャリティランナーとしてのマラソン大会参加」も、その1つです。

チャリティランナーとは、大会ごとに定められた寄付先事業/団体に一定額以上のご寄付を行ったうえでマラソン大会に出走するランナーのこと。
大会参加を通じてチャリティ活動の素晴らしさや寄付先事業(団体)への支援の輪を広げてくださる存在です。

これまでDMHCは、「東京マラソン」「大阪マラソン」、そして昨年創設された「東京レガシーハーフマラソン」などのマラソン大会で寄付先団体として認定され、多くのチャリティランナーの方々に、マラソンを通じてハウスをご支援いただいてきました。

 

東京マラソン2023をプレイバック
~ご報告と感謝~

 

直近では、3月5日(日)に行われた「東京マラソン2023」に、約1,300人もの方がDMHCのチャリティランナーとして参加。
大会を通じて、病気と闘うお子さんとそのご家族のために多くの温かいご支援が集まりました。

今回、4年ぶりにコロナ禍前と同じ規模で開催された東京マラソンには、総勢約3万8千人ものランナーが参加。
その中で日本全国・そして海外から集結したDMHCのチャリティランナーの皆さまは、病気のお子さんとそのご家族を支援する気持ちで繋がった「TeamDMHC」として、オリジナルのチャリティTシャツを着用し、東京の街を力強く駆け抜けました!

 

 

沿道からは、心強い応援団がチャリティランナーに声援を送りました!

 

 

ハウスでも、滞在中のご家族がテレビ越しに大会を応援!
チャリティランナーへ声援を送ってくださいました。

 

また、チャリティランナーの中には、DMHCを応援してくださっている著名人の方々の姿も!

今回は、元サッカー日本代表で、TeamDMHCアンバサダーの北澤 豪さん
俳優の高田 夏帆さん
そして芸能界屈指のマラソンランナーである、ソナーポケットのボーカル・eyeronさん
ご参加くださりました。

【北澤 豪さんTwitterより】

 

【日本マクドナルド公式YouTubeより】

東京マラソン2023チャリティランナー 北澤豪と高田夏帆が走り続けた理由

 

「東京マラソン2023」を通じてハウスを応援してくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました!
想いを同じくする「TeamDMHC」の仲間がこんなにもたくさんいらっしゃることを改めて感じられた、素晴らしい大会でした。

皆さまからの温かいご支援を各ハウスの運営に活用し、
これからも病気のお子さんとご家族に笑顔を届けてまいります!

 

 

東京レガシーハーフマラソン2023、チャリティランナー募集中!
締切り5/26(金)に迫る!

 

そして現在、DMHCでは次なるマラソン大会として

「東京レガシーハーフマラソン2023(10月15日(日)開催予定)」チャリティランナーを募集中です!

チャリティランナーのご応募締切りが、今週5月26日(金)と目前に迫っています。

 

東京レガシーハーフマラソンは、東京オリンピック・パラリンピック2020大会を機に高まったスポーツやウェルネスの気運を、レガシーとして継承し、末永く残していけるよう、2022年秋に創設された大会です。
コースは東京2020大会のパラリンピックコースを活用し、東京・国立競技場がゴール&スタート地点となっております(憧れのアスリート達も走った、あの国立競技場を走れちゃいます!)。

 

DMHCは、昨年の第一回大会から支援団体として参加。
昨年は約50名の皆さまがチャリティランナーとしてご参加くださり、多くの温かいご支援が集まりました。
箱根駅伝のスター・神野 大地さんも、会場へ応援に駆け付けてくださいました。

 

 

そして昨年に引き続き今年も支援団体として認定いただいたDMHCでは、
現在大会参加を通じてハウスを支援してくださるチャリティランナーの方を募集しております!

このブログを読んで、少しでもマラソンを通じたハウス支援興味を持ってくださった方、ぜひ、
「東京レガシーハーフマラソン2023」にチャリティランナーとして参加してみませんか?

 

特に、こんなお気持ちの方に、たいへんおすすめです!↓

■ ランニングに挑戦してみたいけれど、頑張るモチベーションが続くか不安…

■ 初めてのマラソン大会、フルマラソンだとちょっとハードルが高いかも…

■ どうせ走るなら、自分だけでなく誰かのためにもなったらいいな

 

 

チャリティランナーのご応募は、今週5月26日(金)まで!
応募条件などの詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.dmhcj.or.jp/news/6896/

※寄付申込期間中でも募集人数に達したタイミングで受付を終了させていただきます。

 

皆さまのご応募、お待ちしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も「クリスマスサンタプロジェクト」始動です!

クリスマスでもおうちに帰らず、病院での治療を頑張って受ける子どもたちのサンタクロースになっていただけませんか?

ドナルド・マクドナルド・ハウスでは、入院しているお子さんやその兄弟への「クリスマスプレゼント」を今年も大募集いたします!

辛い入院生活を送るお子さんやその家族に少しでも笑顔になっていただきたいとの思いで始まった「クリスマスサンタプロジェクト」も今年で4回目となります。

プレゼントを受け取り喜ぶお子さんの笑顔を一緒に支えていただける「サンタさん」からのプレゼントを心よりお待ちしております♪

 

今年よりプレゼント送付方法が変更になりましたので、下記をご参照ください。

 

【プレゼント送付方法】

①プレゼントを送りたいハウスをお選びいただきます。

②各ハウスのTwitter投稿にピン止めされているプロジェクト詳細および「ほしいもの」リストをご覧いただき、プレゼントをハウスまで送付またはご持参ください。(恐れ入りますが、送料はご負担ください。)

 

★各ハウスのTwitter URL

さっぽろハウス  ⇒ https://twitter.com/dmh_sapporo

せんだいハウス  ⇒ https://twitter.com/dmh_sendai2

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とちぎハウス   ⇒ https://twitter.com/dmh_tochigi

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せたがやハウス  ⇒ https://twitter.com/dmh_setagaya

東大ハウス    ⇒ https://twitter.com/dmh_todai

ふちゅうハウス  ⇒ https://twitter.com/dmh_fuchu

なごやハウス   ⇒ https://twitter.com/dmh_nagoya

おおさか健都ハウス⇒ https://twitter.com/dmh_osaka_kento

ふくおかハウス  ⇒ https://twitter.com/dmh_fukuoka

 

※諸事情によりプロジェクトに参加していないハウスがありますので、ご了承ください。

 

〒163-1339
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー39階
(財)ドナルド・マクドナルド・ハウス クリスマスサンタプロジェクト係
tel:03-6911-6068     mail: dmhcj@jp.mcd.com

 

 

クラウドファンディング挑戦中!ご支援よろしくお願いします。

難病と闘う子どもたちが家族と一緒にいられるために、ハウスへご支援を!

クラウドファンディングへのご寄付は ⇒ こちら

ドナルド・マクドナルド・ハウス財団では、12月24日(金)23時まで、
クラウドファンディングに挑戦しています!
入院する子どもたちが家族と一緒にいられるように、ぜひハウスをご支援ください!
皆さまのご支援によってできること
今回のご支援は、現在稼働している全国11のハウス、そして来年開設予定の、日本海側初のハウスとなる「にいがたハウス」の運営費に充てさせていただきます。

目標金額:1,000万円
資金使途
全国11カ所のドナルド・マクドナルド・ハウスに来年開設予定の「にいがたハウス」を加えた12ハウスの運営費
※1,000万円で、支援を必要としているご家族が1ハウスで約110泊一緒に過ごすことができます。
※本プロジェクトは、All-in方式です。期日までに集まった支援金額に応じて、実行内容の規模を決定いたします。

【サポーターからのメッセージ】  

石田ひかりさん(女優)

「これまでハウスを訪問し、利用ご家族のお話をたくさん伺ってきました。皆さん、家族が一緒にいられるハウスがあって本当に助かったとお話されていました。これから先もずっとハウスが病気のお子さんとご家族に寄り添うことができるように、このプロジェクトを通じて皆さまも私と一緒に応援いただけると嬉しいです!」

和泉元彌さん(狂言師和泉流二十世宗家)

「実際にハウスを利用されているご家族のお話に触れ、病気の子どもを抱える家族が一緒にいられるために『ドナルド・マクドナルド・ハウス』はなくてはならない場所であることを痛感いたしました。一人でできることには限界がありますが、たくさんの支援者そして仲間が集まれば大きな力になります。ドナルド・マクドナルド・ハウスのサポーターの一人として、これから全力でハウスの活動を支援してまいりますので皆さまもご協力よろしくお願いします。」

クラウドファンディングへのご寄付は ⇒ こちら

皆さまからの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

「クリスマスサンタプロジェクト2021」

ドナルド・マクドナルド・ハウスでは、入院しているお子さんやその兄弟への「クリスマスプレゼント」を3年目となる今年も大募集いたします♪

クリスマスに自宅に帰れず、病院で治療を受ける子ども達のサンタクロースになっていただけませんか?

辛い入院生活を送るお子さんやそのご家族に、少しでも笑顔になっていただきたいと、ドナルド・マクドナルド・ハウスは日々活動しています。
クリスマスプレゼントを受け取り喜ぶお子さんの笑顔を一緒に支えていただける、サンタさんからのプレゼントをお待ちしております。

 

全国の「サンタクロース」から届いたプレゼント!

WISH LIST

★アンパンマンのおもちゃ
★プラレールシリーズ
★トミカシリーズ
★リカちゃんシリーズ
★アクアビーズ
★リズモ
★ぬいぐるみ(20cm以上の大きさのもの)
★ベイブレードバースト
★Tamagotchi Smart
★鬼滅の刃グッズ
★ウルトラマントリガー 最強なりきりセット
★仮面ライダーリバイス 変身ベルト
★機界戦隊ゼンカイジャー DXデラックスゼンカイキャノン
etc.

【ご注意】

・「新品」のものに限ります。
・中身が見えた状態でツリーの下に置くため「ラッピングは不要」です。
・「WISH LIST」に掲載されているものでお願いいたします。

【送付先】

趣旨にご賛同いただける方は、 12月20日(月)必着で 下記宛先までプレゼントをお送りください。
※恐れ入りますが、送料はご負担ください。

〒163-1339
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー39階
(財)ドナルド・マクドナルド・ハウス クリスマスサンタプロジェクト係
tel:03-6911-6068

「みんなを笑顔に!病気と闘う子どもたちからのエール」~モザイクアート完成!~

2021年7月26日から9月30日まで、全国で病気と闘う子どもたちとそのご家族から写真を投稿いただき、集まった写真でモザイクアートを作成しました。

コロナ禍が続く中、全国の皆さまに「笑顔」「元気」「勇気」を発信するべく、全国11ハウスを利用したご家族と各ハウスの連携病院にご協力をいただき、273家族から356枚の写真を投稿いただきました。

この大変な時期に治療をがんばっている子どもたちとご家族から、全国の皆さまにエールを贈ります

投稿いただいた写真の多くにメッセージが添えられていたので、その一部をご紹介します。
【ご家族からのメッセージ】
「いつも家族共々お世話になっています。これからも優しい心の輪が続きますように。」
「このプロジェクトに参加させてもらうことで、今までにお世話になった人達への感謝をあらためて感じることができ、これからの通院、治療も頑張ろうという気持ちになれます。ありがとうございます。」
「うちの子もたくさん応援してもらってがんばっています!みんなで笑顔がひとつでも多くみられるように頑張りましょう!」
「このプロジェクトを通して病気と闘う子どもたち、そしてその現実と向き合って一緒に付添い闘う大人たちの折れそうな気持ちを「少しでも!」「一人でも!」支えてあげられるものとなるよう願っています^_^」

出来上がったモザイクアートは11月21日(日)に開催した、「ドナルド・マクドナルド・ハウス支援 チャリティラン&ウォーク」で発表させていただきました。
全国11ハウスで展示している他、今回の主旨に賛同いただきましたマクドナルド店舗の一部でもこのモザイクアートのポスターがご覧いただけます。

また、この日は内閣府の定める「家族の日」でもありました。
全国で治療をがんばっている子どもたちとそのご家族、また地域や社会がこのモザイクアートをご覧になられて、少しでも「笑顔」や「勇気」「元気」になっていただける願いを込めて作りました。

ご協力いただきました子どもたちとご家族の皆さま、心よりお礼申し上げます。
そして、全国にいる病気と闘うたたかう子どもたち!がんばれ!

神戸ハウス ハウスマネージャー 河津

「ドナルド・マクドナルド・ハウス にいがた」の安全祈願祭を執り行いました。

9月22日(水)国内12号目となる「ドナルド・マクドナルド・ハウス にいがた」の安全祈願祭を執り行いました。
新潟県、新潟大学、新潟大学医歯学総合病院の関係者にご参列いただき鍬入れの儀や玉串奉奠を行い、工事の安全を祈願いたしました。

新潟県福祉保健部の松本晴樹部長より「ドナルド・マクドナルド・ハウスは病院で長期療養を続ける小児患者にとって大事な施設です。新潟県としてもハウス開設を応援し、小児専門施設の具体的な在り方を今後考えていきたい。質の高い小児医療提供のために努力してまいります」とご挨拶いただきました。
またハウスの建設費をにいがたハウス募金委員会の代表として集められた新潟大学医歯学総合病院の冨田善彦病院長は、「県内外から多くの支援があり、おかげさまで建設費を集めることができました。これから着工し小児患者とそのご家族のために一日も早く開設できるように尽力したい」とお話いただきました。

完成イメージ(外観)

完成イメージ(ロビー)

地上4階建て、10室のベッドルームが備わったにいがたハウスは2022年6月に竣工し、秋にはオープンの予定です。
ボランティアの募集は来年より行います。興味のある方は是非ご応募ください。お待ちしております。

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